「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
ボイスレコーダーやスマホで録音した音声データを聞きながら、文書を作る「文字起こし」をもっと簡単に済ませることができれば、ビジネスシーンにおける“時短”につながるのではないでしょうか。
実はGoogleドキュメントなら、「ツール」から音声入力を選択するだけで、自動で文字起こしができます。
今回はWindows版、iPhoneアプリ版、Androidアプリ版と3つの方法をご紹介します。
PC版Googleドキュメントで文字起こしをするには、以下の手順で操作してください。
なお、今回はHUAWEI Matebook X(Windows 10)を使って手順を紹介しています。基本的にはブラウザベースで操作するため、MacなどほかのPCでも操作手順にほとんど違いはありません。ぜひ参考にしてください。
1:Googleを開いて画面左上にある「Googleアプリ」アイコンをクリック。Googleドキュメントにアクセスします。
2:「新しいドキュメントを作成」の中からテンプレートを1つ選択します。今回は「空白」のテンプレートを作成します。
3:画面上部にある「ツール」を選択します。4:「音声入力」をクリックします。
5:画面上にマイクのマークが表示されます。音声入力を開始したい場合は、こちらのマイクのマークをクリックします。
6:マイクが音声を認識するとGoogleドキュメント上に自動で文字が入力されていくはずです。音声入力を停止したい時は、もう1度赤くなっているマイクのマークをクリックしてください。
以上がGoogleドキュメントでできる音声入力の方法でした。
大切な会議や聞き逃したくない講義など、Googleドキュメントの音声入力を使えば、後から文書で内容を確認できるでしょう。
続いてはiPhoneのアプリ版Googleドキュメントを使って音声入力をしてみましょう。PCの持ち込みが難しい場所や立って人の話しを聴くシーンで重宝するかもしれません。
使った端末はiPhone SE 第2世代(iOS14.7.2)です。ほかのiPhoneでもほとんど同じ操作で音声入力ができるため、ぜひ1度試してみてください。
1:Googleドキュメントアプリを起動します。2:画面右下に表示されている「+」マークをタップします。
3:「テンプレートを選択」から文書のテンプレートを選択するか、「新しいドキュメント」をタップして新しい文書データを作成します。4:キーボードの左下にあるマイクのマークをタップします。
5:マイクが起動し、画面下部に波形が表示されて音声による入力ができるようになります。音声入力を終わりたい時は、波形をタップしてください。
以上がiPhoneを使ってGoogleドキュメントに音声入力する方法です。うまく音声による入力ができない時は、アプリの再起動やアップデートを試してみましょう。
続いて紹介するのはAndroid版Googleドキュメントアプリに音声を認識させ、自動で文字起こしをする方法。
利用した端末はGalaxy S20(Android 11)です。ほかのAndroid端末でもほぼ同じ操作で音声入力ができるはずなので、ぜひ試してみてください。
1:Googleドキュメントアプリを起動します。2:画面右下に表示されている「+」をタップします。
3:新しいドキュメントの作成ができたら文書の空白部分をタップし、キーボードを表示します。4:キーボードに表示されているマイクのマークをタップします。
5:マイクが起動して音声入力ができるようになります。スマホに話しかけてみましょう。6:音声入力をやめたい時は「終了」をタップしてください。
なお、音声入力開始の合図にスマホが振動したり、音が鳴る可能性があります。公共の場や会議中などに使用する場合はご注意ください。
実はGoogleドキュメントを使えば、画像やPDFファイルをテキストデータに変換してGoogleドキュメントで編集したり加筆ができます。
1:画像データもしくはPDFファイルをGoogleドライブにアップロードします。2:アップロードが完了した画像またはPDFデータにカーソルを合わせて右クリックします。3:「アプリで開く」を選択した後、「Googleドキュメント」をクリックします。
4:Googleドキュメントが起動します。画像またはPDFデータがテキスト変換されているはずなので、文書を編集したり、文字の加筆・削除などを行ってみてください。
なお、変換できるファイルの形式は「JPEG」、「PNG」、「GIF」、「PDF」の4つ。ファイルサイズは2MB以下までとなっています。詳細は以下の関連サイトをご参照ください。
【参照】PDF や写真のファイルをテキストに変換する
※データは2021年9月下旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/髙見沢 洸