【Windows標準機能】でPC画面を録画する方法

01/06/2022
sweepingrobot
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4月5日（月）8時34分　エンジョイ！マガジン

ゲーム実況動画の撮影や、社内ツールのレクチャー動画など、PC画面の動画の録画が必要になることは意外と多いものです。高機能な専用ツールを使うのも良いのですが、有料ソフトやプロ向けのツールを使うほどでもないときは、標準搭載の機能を活用してみませんか？

この記事では、Windows 10に標準搭載されている画面録画ツール「ゲームバー」について、使い方を紹介します。

画面録画はWindows 10標準搭載「ゲームバー」でできる

ゲームバーは、Windows 10に標準搭載されている画面録画ツールです。名前は「ゲームバー」ですが、ゲーム以外の画面も録画できます。搭載されている機能は有料ソフトには一歩劣りますが、逆にシンプルで誰もが使いやすい点が強みと言えます。必要最低限の性能にまとまっていることから、簡単に使いたい人や、複雑な機能は不要な方におすすめです。

ゲームバーで動画を録画する方法

では、具体的にゲームバーで動画を録画する方法を解説していきます。

まず録画したいアプリケーションの画面を開き「Winキー＋G」でゲームバーを呼び出します。

画面キャプチャボタンを押し、録画のメニューを開いてください。

真ん中の録画開始ボタンを押すと録画が始まります。

録画を開始するとタイマーが表示され、録画を終了したい場合はタイマーに表示されている停止ボタンを押すと撮影が終了します。録画データはMP4形式で自動保存されます。初期設定ではCドライブ下のキャプチャフォルダに入っていますので、問題なく録画できているか確認してみましょう。

【Windows標準機能】でPC画面を録画する方法

以上が、ゲームバーで画面を録画する際の基本的な操作です。

実際に、ゲームバーを使用して簡単な動画を撮影してみました。

音声を録音したい場合の設定

音声を録音したい場合はゲームバーの設定およびマイクの設定を行ないます。ゲームバー起動時に表示されるメニューの音声アイコンをクリックすると、現在認識されているマイクが表示されますので、接続しているものが正常に認識されているかチェックしてください。

また、最初のメニューの歯車マークのアイコンから設定画面を開けますので「キャプチャ中」タブから音声の設定を行ないます。

「録音するオーディオ」で「なし」が選択されているとミュート状態で録画されますので注意してください。「ゲーム」または「すべて」のどちらかを選択してください。

なお「すべて」を選択していると、PC内の別アプリで流しているBGMなども録音されます。必要に応じて適した方を選んでください。

最後に、録画開始時のメニューでマイクをONにすれば音声の録音が可能になります。

ゲームバーでできないこと

気軽に録画・録音ができるという点で、ゲームバーは非常に便利なツールです。ただ、標準搭載の機能であることから、ゲームバーでは対応しきれないこともあります。ゲームバーでできないことと、注意点を確認してみましょう。

アプリケーション・ブラウザ以外の録画ができない

ゲームバーでは、PCのアプリケーションとブラウザ以外の録画ができません。エクスプローラーおよびデスクトップでは使用できないため注意してください。

初期設定ではカーソルの表示はOFF

ゲームバーでは、初期設定ではカーソルの表示はOFFになっています。OFFになっていると、録画した動画にカーソルが表示されません。ツールの解説動画など、カーソルが表示されていた方が都合が良い場合は、設定からカーソルの表示を変更しなければなりません。

カーソルの表示設定は、PC側の設定で行ないます。「スタート」→「設定」→「ゲーム」→「キャプチャ」の順にメニューを開きます。「記録でマウスカーソルをキャプチャする」というチェックボックスがありますので、ONにしてください。

ゲームバーでは動画の編集はできない

ゲームバーには動画の編集機能はありません。撮影→編集とワンストップで行なうことはできませんので注意してください。ちなみに、撮影した動画はWindows 10標準の「フォト」で簡易的な編集が可能です。搭載されているのはトリミングや文字入れなどごく基本的な機能にとどまりますが、凝った編集が必要ないときはぜひ活用してください。