macOS Montereryでできるようになった15のコト

macOS Montereryでできるようになった15のコト

出ましたね、macOS Monterey (macOS 12)。

ダウンロードは無料で、対応モデルは2016年前期以降のMacBook、2015年前期以降のMacBook AirとMacBook Pro、2014年後期以降のMac Mini、2015年後期以降のiMac、2017年後期以降のiMac Pro、2013年後期以降のMac Proです。

インストールが終わったら次のリストをぐるっとチェックしてみましょう。

1)ひらめいたら、クイックメモ

メモアプリに簡素版のクイックメモが新登場。メモアプリを開かなくても、画面右下にカーソルを合わせると入力フィールドがぴょこっと立ち上がってサッと書き込めます(ショートカットはFn+Q)。保存後は、メモアプリを開くといつでもチェックできます。

2)FaceTimeのグループチャットがZOOMみたいなグリッド表示に

ZOOMからビデオ通話タイムを取り戻せ!ってなわけで、Apple(アップル)もグループFaceTime通話で全員の顔が四角い枠で一望できる「グリッド表示」になりました。しゃべってる人の縁の色が変わるのまでZOOMそっくり。

3)ショートカットを使い倒せ!

iOS 12で登場したショートカットアプリがmacOSでも使えるように。iOSで保存したショートカットもここで見れますよ。動画からGIFを作成するステップや、休憩時間のタイマー設定、ビデオ通話開始など、ふだんよく使うタスクはショートカットをつくって保存しちゃえば作業もはかどりそう。

macOS Montereryでできるようになった15のコト

4)MacをAirPlayのスピーカーとして使う

Montereyを入れたMacはAirPlayのスピーカーとしても使えます。iPhoneで音楽聴いてるときも、Macで聴きたいなーと思ったら、AirPlay出力でMacを選べばMacから音が…! 複数のスピーカーに分けたりもできますので、システム環境設定の「共有」のタブを選んで「AirPlay出力先」ってところで調整してみて。

5)MacをAirPlayの画面として使う

これもAirPlayの小技。画面のミラーリング、外付けディスプレイ、音声ストリーミングなんかもできちゃうので、使いたいときにはシステム環境設定から「共有」のタブを選んで「AirPlay出力先」で利用したい機能をONにしましょう。プレゼン資料をiPhoneからiMacに表示させたり、Fitness+(Appleのサブスク型フィットネスサービス)のクラスのライブ映像を大画面で楽しんだり、使い方いろいろ。

6)点を押すと、マイクやカメラを使用中のアプリがわかる!

iPhoneではマイクやカメラが使用中だと画面上部に点が表示されますよね。iOSで大好評につきmacOS Montereyにも新搭載になりました。MacにもともとあったWebカメラの緑の点。それにマイク用の点が加わって、マイクがONのときにはメニューバーのコントロールセンターのアイコンにオレンジの点が表示されます。点を押すと、どのアプリが使用中かもチェックできます。

7)スクリーンセーバーをジョブズの「Hello」に

システム環境設定>「デスクトップ&スクリーンセーバー」>「スクリーンセーバー」の順に進むと、スクリーンセーバーの新しいラインナップが確認できます。Apple曰く、今回は「Macの歴史と発展をたどれる」ようになっていて、なんと初代Macintoshの第一声「Hello」へのオマージュも…! Big Surでは隠れ機能で表示させるのが手間でしたけど、好評だったのかな。パソコンが初めてしゃべった、Mac誕生の瞬間の熱気に浸ってみるのもいいですね。

8)めちゃ詳しいMAPで街歩き

これは一部の大都市、M1チップ搭載Macが対象ですが、今年はAppleもアプデのたびにマップの強化に力を入れています。macOS Montereyでも詳細や3Dのビジュアルが強化されました。サンフランシスコもこんなに楽しく!

9)MacBookのバッテリー持ちを長くする

MacBook(2016年モデル以降)には新たに省電モードが加わりました。これはバッテリー食いなモロモロを抑えてくれるモード。システム環境設定から「バッテリー」を選んで、「バッテリー」もしくは「電源アダプター」に進むと選べます。

10)集中モード

iOS 15、iPadOS 15、watchOS 8に続きまして、macOS Montereyにも集中モードがきました。設定画面に入るには、メニューバーでコントロールセンターのアイコンをクリック。集中モードは、おやすみモードのカスタマイズ版ですね。自宅や会社で通知を減らしたいときのために、こんな風に「勉強、ゲーム、睡眠、仕事」と分けて作成しておくと便利です。

11)友だちからのシェアをチェック

写真も楽曲もSafariもニュースもTVも。Apple製アプリには「あなたと共有(Shared With You)」というセクションができました。旅の写真やおすすめの記事、番組エピソードなど、メッセージアプリで友だちが何かをシェアするとここに表示されます!

12)Safariでタブのグループを保存

これも覚えておくと便利かも。Safariで開いたタブを全部ひとまとめに保存できる機能です。Cmd+タブクリックでタブグループに進むと、既存のタブグループを選んだり新規作成したりできます。まとめ方は自由。Safariの左側に表示される初期設定になっているのでアクセスも簡単。

13)Safariのごちゃごちゃが減った

Safariといえばデザインも大変身です。タブバーがだいぶすっきりして、見るページに合わせて色が変わるギミックも。アドレスバーにはスマート検索の入力フィールドが実装されたほか、サイドバーもブクマ、共有リンクなどが管理しやすいデザインになっています。

14)動画、音声、画面をシェア

FaceTimeでつながりながら、みんなで一緒に動画を見たり、音楽を聴いたり、MacのあらゆるものをシェアできるのもmacOS Montereyならではの楽しみ方です。この機能が「SharePlay」。執筆段階では少しローンチが先延ばしになったので、今しばらくお待ちを。

15)MacでiPadを使うアレを早くやってみたい

ユニバーサルコントロールもmacOS Montereyの超目玉なのですが、こちらもローンチ時期がはっきりしません(Appleの話では「晩秋」ごろを予定しているみたい)。これは、Macのキーボードとトラックパッド(やマウス)で隣のMacやiPadまで操作できちゃうというもの。同じWi-Fi環境とApple IDを使わなきゃだめだけど、まるで同じディスプレイでつながってるみたいな感覚で使えます。端末をまたいでファイルをドラッグ&ドロップしたり。早くこいこい♪ですね。