メッセンジャーアプリWhatsApp、AndroidからiOSへの会話履歴の移行機能を準備中

メッセンジャーサービスのWhatsAppにて、AndroidアプリからiOSアプリへの会話履歴の移行機能や、デスクトップクライアント／ブラウザ向けの2段階認証機能が準備されていることが、海外テックサイトのWABetaInfoが報じました。

WhatsAppはもともとは独立したメッセンジャーサービスとして、現在はMeta（以前はフェイスブック）によって運営されていました。相手の電話番号をスマートフォンに登録すればすぐに利用できる気軽さを特徴としており、日本よりも主に海外で広く利用されています。また昨年にはウェブ版にステッカー編集機能や写真を1回だけ表示する機能が追加されるなど、改善が続けられています。

WABetaInfoによれば、WhatsAppのベータ版（バージョン：22.2.74）にてAndroidからiOSへの会話履歴の移行機能が発見されています。残念ながら現時点ではこの機能は利用できませんが、イラストによればスマートフォン同士を近づけることで履歴の移行が可能になるようです。

その他にも、デスクトップクライアント／ブラウザ向けの2段階認証機能のテストも実施されています。これはアカウントにログインする際に6桁の数字の入力を求められるというもので、WhatsAppのアプリ版ではすでに導入されている機能です。

WhatsAppにおける会話履歴の移行機能は、すでにiOSからサムスン製スマートフォンやPixelスマートフォンにて可能で、Android 12搭載スマートフォンでも順次機能が利用できるようになります。今後はiOSへの移行を含め、より柔軟にWhatsAppが利用できるようになるはずです。

Source: WABetaInfo 1, 2

Via: The Verge

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