「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
日本中の電子決済対応端末には、あらゆるロゴが貼られていますが、ほぼ必ず記載されているのが「Apple Pay」と「Google Pay」のロゴです。しかし、実際に「Apple Payで」とか「Google Payで」と言わない人が多いのではないかと思います。
というのは、Apple Payといっても実質的には登録されたクレジットカードやおサイフケータイ(モバイルSuica等)で決済をすることになるので、最初から「Suicaで」とか「VISAタッチで」と言うほうが早いし確実だからです。Google Payも基本的には同じです。
しかし、そこをあえて「Apple Payで」と言ったほうがお得になるキャンペーンが行われています。そこはローソンです。
そして「あえてApple Payで」ということがちょっとだけ便利になる仕組みにもなっています。
最近ではポイントカードをお会計時に提示するのは当たり前となっています。ドラッグストアなどでは「店舗のポイントカード」と「3大ポイントカード(T、d、楽天)」の2枚が提示できることもありますが、それぞれアプリを起動して提示するのは面倒です。ちなみにローソンはPontaカードとdポイントカードのどちらかが提示できます。
また、そこから電子決済の種類を指定し、QRコード決済の場合はアプリを起動して画面を示すことになるのでこれまたモタモタします。ちょっと手間取るとレジの行列を伸ばしているようで落ち着きません。
面倒だからとポイントカード提示をスキップすることが多いかもしれませんが、これはこれでポイントを取り損なっています。
できれば、まとめて一度にスキャンして、決済までできればいいと思いますよね。
iPhoneの「ウォレット」機能がApple Payの電子マネーを格納する仕組みですが、電子マネーだけでなく飛行機のチケットやポイントカードを追加する機能もあります(飛行機に乗るときはチケットレスが便利です)。
ここにまず「Pontaカード」を登録しておきます(そのあとタッチすれば自動認識できるよう設定画面がでるのでOKしておく)。
すると、店頭で「Apple Payで」と言って支払いをすると一度のタッチで「Pontaカードの自動認識」→「Apple Payに登録した決済方法の選択と認識」まで一気に行えるようになります。
ポイントカードのスキャンと電子決済のスキャンを別々にやるより「ちょっとだけ」ですが地味に時間を短縮できるようになるわけです。
今回のプロモーションはこの機能の認知度向上を狙っているところもあるようで、来年の2月末までの間、「+16%」という大きな還元率が設定されています。
ローソンのホームページから、もう一度付与条件を確認しておきます。
【原則】
【注意点】
通常のPontaポイントも付与されて、利用総額に対して16&相当が付与されると考えれば、これはかなりお得な設定といえます。
ただ、複数の電子決済方法をApple Pay(ウォレット)に登録してある場合、選択をするのはちょっと面倒ではありますが、注意して選択すればそこは大丈夫でしょう。
PontaWEBホームページ 解説ページ
忘れていけないのは、WEBでエントリーをしておくこと!これだけは絶対にしておきましょう。一度やっておけば2月末までは再エントリーは不要のようです。
さて、初期設定が面倒なのはアプリも電子決済もよくあること。16%還元があると思えば、設定も苦にならないはずです。
週に3回くらい、500円の利用があったとすれば、月約6000円ということで、なんと960ポイントが上乗せされます。これは大きい。
iPhoneユーザー限定であるため、Androidユーザーは残念ですが、iPhoneユーザーなら「Apple Payで」とローソンで言ってみてはいかがでしょうか。