「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
6月にApple Store表参道がオープンして、ことアップル製品の入手しやすさという点では利便性が高くなった渋谷エリア。Apple Store以外でも何かとホットな話題が多いこのエリアに、スタイリッシュで信頼性の高い製品を送り出しているSpigenが国内唯一の旗艦店「Spigen Shibuya」を展開しているのはご存知だろうか? 場所は、渋谷PARCO PART1 6Fだ。iPhone/iPad用のケースや液晶保護フィルムなどを中心にNexus、GalaxyやXperiaなどのAndroid端末用アクセサリも数多く揃えている。
Spigen国内唯一の旗艦店「Spigen Shibuya」 |
スタッフは専門知識を有するだけでなく、強化ガラス/保護フィルムの貼り付けに関しても習熟している。何でも、採用されてすぐに貼り付けの講習が行われるそうで、スタッフ全員が、失敗することなく新しいフィルムを貼ることができるそうだ。
そこで、今回はその実力がどれほどのものなのか、お手並みを拝見させていただくことにした。フィルム貼りの腕前を披露してくれるのは店舗スタッフ・安藤遥さんだ。
フィルム貼りの腕前を披露してくれたのは店舗スタッフ・安藤遥さん |
実施に使用したのはiPhone 5s/5c/5用の強化ガラスフィルム『シュタインハイル GLAS.t R スリム プレミアム スクリーン プロテクター』だ。Spigen独自の技術で、フチ部分とホール部分にラウンド処理を施しており、グリップ感だけでなく、iPhoneとのデザインの一体感を高めた仕様になっている。表面硬度は8~9Hで、鍵などの鋭利なものとの摩擦にも強い。価格は3,780円。
iPhone 5s/5c/5用の強化ガラスフィルム『シュタインハイル GLAS.t R スリム プレミアム スクリーン プロテクター』 |
パッケージには強化ガラスフィルム、背面保護フィルム、ジェリービーンボタンのほか、スクイージー、アルコール綿、マイクロファイバークロスという貼り付けを補助するツールが同梱されている。安藤さんは、最初にアルコール綿を取り出し、液晶画面に付着した汚れを丁寧に拭き取っていく。次にマイクロファイバークロスで細かいホコリなどを除去したところで、秘密兵器を投入。秘密兵器とは、市販のセロファンテープのことだ。ここではテープの接着面を利用し、画面を叩く要領でゴミを取り除く。作業は念入りに進められ、二つ目の秘密兵器、エアーダスターも使用された。エアーダスターは貼り付ける強化ガラスフィルムのゴミを除去するのに用いる。さて、一連の作業で、ゴミや汚れが(ほぼ)完全になくなった。いよいよ、iPhoneに本体を貼る段となるのだが、ここからの作業が非常に手早い。自分で保護フィルムを貼ったことがある人なら誰しも経験していると思うが、位置あわせに梃子摺ることが多いのに、安藤さんは、見定めたかのように位置決めをしていく。
アルコール綿で、液晶画面の汚れを丁寧に拭き取る | マイクロファイバークロスで細かいホコリを除去 |
セロファンテープの接着面を利用してゴミを取り除く | 粘着面側のビニールを剥がし、貼る位置を決める |
液晶の中央部を軽く押すと、粘着面が広がり、ピタッと貼りつく、気泡が残った部分はスクイージーで均し、強化ガラスフィルムの貼り付けは完了。ここまでで、約4分30秒。MP3オーディオ1曲分が再生し終わるか、終わらないかくらいの時間だ。安藤さんは続いて、付属のジェリービーンボタンを取り付ける。エアーダスターでシュッとホコリを飛ばし、セロファンテープに一旦、ボタンをくっつけ、位置を定めてサッと貼る。ここまでで約6分30秒。さらに背面保護フィルムの装着に取り掛かる。作業手順は強化ガラスフィルムを貼るのと同じだが、パネル部分と、上下のガラス部分に分かれているので、都合、3回位置を合わせて貼るということになる。その分、手間がかかり、作業時間は約5分ほどとなった。
貼ったらスクイージーで均す | 付属のジェリービーンボタンを取り付ける |
貼り付け終了。液晶画面だけなら5分でできるという |
強化ガラスフィルム+ジェリービーンボタン+背面保護フィルムの貼り付け時間はあわせて約11分30秒。安藤さん曰く、店舗スタッフなら、誰が作業しても15分程度で終わるとのこと。また、貼り付けのコツについて訊いたところ、やはり、貼る前に表面のホコリを取ることと、位置あわせを素早く行うことの2点を挙げてくれた。位置あわせについては、「慣れ」の問題なので、何回か実践すれば誰でもできるようになると秘訣を教えてくれた。
だが、PETフィルムと比較すると、ガラスフィルムはやや高価である。自分で貼って、絶対に失敗したくない。そこで、この直営店では、フィルムを購入すると、ショップスタッフが無料で貼り付けをしてくれるというサービスを実施している。iPhone以外の端末でも、もちろんOKだ。また、Spigen公式のオンラインストア、Amazon.co.jp、楽天市場店を通じて購入した商品でも、ショップまで納品書(必携!)と一緒に製品と端末を持ってくれば、貼り付けサービスに対応してくれるそうだ。さらに、これは例外的なサービスだが、購入者自身による貼り付け失敗の場合でも、時間が経過していなければ、貼り直しを試みてくれるとのことだった(ただし、成功の保障なし)。
ちなみに、貼り直しは、失敗して1日程度で、貼り付け面のホコリの付着の程度が低いものなら、ということだった。接着面のゴミが取り除けない場合はあきらめるしかないが、このような救済サービスを実施しているショップは殆どないので、これはポイント高いと言えよう。
なお、店頭購入したガラスフィルムが、落下などで割れてしまった場合は、次回購入から2割引きとなる「リフィルサービス」を提供している。これは店頭購入者のみが対象とのことだったので、できれば、ここで買って、貼って貰ってというのが一番お得、ということになるだろう。
安藤さんおススメのiPhone 5s/5c/5用の強化ガラスフィルム。左から『シュタインハイル GLAS.t R スリム プレミアム スクリーン プロテクター(価格:3,780円)』、のぞき見防止機能を備えた『シュタインハイル GLAS.t R スリム プライバシー プレミアム スクリーン プロテクター 覗き見防止 ガラス(価格:3,990円)』、0.23mm厚の『シュタインハイル GLAS.t R ナノ スリム プレミアム スクリーン プロテクター(価格:4,320円)』 |
左からGalaxy Note 3用の0.26mm厚の強化ガラス『シュタインハイル GLAS.t スリム プレミアム スクリーン プロテクター(価格:3,780円)』、同じくGalaxy Note 3用の0.4mm厚の強化ガラス『シュタインハイル GLAS.t R スリム プレミアム スクリーン プロテクター(価格:4,320円)』、Xperia Z2用の0.23mm厚の強化ガラス『シュタインハイル GLAS.t R ナノ スリム プレミアム スクリーン プロテクター(価格:4,320円)』、Galaxy S5用の0.23mm厚の強化ガラス『シュタインハイル GLAS.t R ナノ スリム プレミアム スクリーン プロテクター (価格:4,320円)』 |
貼り付けを待っている間は他の商品をいろいろ見てみるのが良い。旗艦店だけあって、品揃えはとても豊富だ。オマケに、ディスプレイに並べてあるケース類は、実際に装着して試すことができる。ちなみにiPhoneについては全商品のサンプルを用意しているとのこと。安藤さんは、他の端末でサンプルの用意がない場合、パッケージから取り出して装着することはできないが、ビニールに入った状態で色合いを確認することには対応すると言い、できる限り、顧客の要望には応えられるように努めていると話していた。
ディスプレイに並べてあるケース類は、実際に装着することができる |
現在、店頭では、0.4mm厚の強化ガラスを採用したiPhone 5/5c/5s用のガラスフィルム『シュタインハイルGLAS.tRスリム』の半額セールを実施している。今回のセールは、通常価格3,780円のところ、半額の1,890円で提供するというものだ。また、新たに「Spigen STAMP CARD」というポイントカードサービスを展開する運びとなった。1,000円(税込)ごとにスタンプ1個を押印。20ポイントで、次回購入時に1,000円割引となる。このサービスは直営店のみで利用可能だ。従来より提供している学生割引では、学生証の提示で10%の割引となる。
『シュタインハイルGLAS.tRスリム』 |
新たに「Spigen STAMP CARD」というポイントカードサービスが始まった |
Apple Store渋谷で割れた液晶を交換し、その足で来店するユーザーも多いというSpigen Shibuya。Apple Store渋谷から徒歩で2~3分の渋谷PARCO PART1という絶好のロケーションなので、よりスタイリッシュなアクセサリをお求めなら、アップル製品購入後は、必ず寄っていきたいショップだ。
(提供:iPad iPhone Wire) |