「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
先月、Nexus 5のイヤホンの片方から音が出なくなったのと、SIMトレイの周りにヒビが入ったことを報告しました。
前回の原稿が掲載された際に、読者の方からTwitterで、「Nexus 5の故障の場合の問い合わせは、LGモバイルではなく、Google Playハードウェアサポートチームだ」との指摘をいただきましたので、そちらに問い合わせてみました。
結果、Google Playで購入したNexus 5の場合は、まず、こちらに相談してください、ということでした。結果として有償修理の対象となる場合はLGモバイルを案内するのですが、無償交換プログラムの対象になる場合もあるので、Google Playサポートを先にということでした。誤った情報を掲載してしまい申し訳ありませんでした。
Google Playサポートチームでは、「特に高い場所から落としたり、水没させてはいないか」と、購入した携帯電話のIMEI番号を聞かれます。前者は補償の対象外となる事象であること、また後者はサポートチームでは、販売した携帯電話のIMEI番号と販売日の記録が残っており、サポート対象期間内であるかどうかをチェックするためということです。
筆者の場合、Nexus 5を購入してから、サポート期間の1年を過ぎており、有償修理となるため前回記載した「LGモバイルお客様ご相談センター」にて修理を受け付けるという案内がされました。前述の通りLGモバイルでは、有償修理のみを受け付けています。
案内に従って、Nexus 5を修理センターに元払いの宅配便で送付し、修理見積もりをしてもらいます。ちなみに、この見積もりの結果を聞いて修理を中断すると、その段階で診断料3000円+送料+税金を支払わなくてはなりません。
厳重な梱包とともにLGモバイルから返却されてきたNexus 5。新品がもう一台買えるくらいお金がかかるというので修理を躊躇してしまいました……筆者の場合、Nexus 5を送った結果、修理見積もりに入る前にNexus 5を受け取ったという連絡とともに、修理前の概算ではありますが、SIMトレイ周りのヒビに関してはフロントケース交換となり2万5000円前後が、またイヤホンに関しては基板交換で2万7000円前後、診断の結果他部品等に破損がみられる場合それ以上が必要となるという連絡がありました。合計、5万2000円ほどかかることになるわけで、修理するなら、そのお金で新品でもう一台Nexus 5が買えてしまいますね……。
皆が皆、修理した場合に同じような金額がかかるわけではない(たぶん、フロントケースや液晶ディスプレイのみならこれより安い)でしょうが、故障した場合、本体代金より修理代が高くつくケースがあるというのは、購入の際に気をつけておいたほうがいい点かもしれません。Nexusシリーズを購入して長い期間使うのであれば月々500円で万が一の故障時の修理対応できる「故障安心パック-S」がつけられるY!モバイルで買うことを考えるのもひとつの手かもしれません。
Nexus 5(左)に代わって、新たに購入したZenFone 5(右)。縦に少し長いが、5インチディスプレイを持ち、Nexus 5の代替としてはそれほど違和感ないホールド感。これの購入で、Nexus 5を修理に出すより1万円ほど安くなったで、筆者の場合ですが……、どうせ新品を買うのと同じくらいかかるのならと、修理は取りやめ、携帯電話を買いかえることにしました。ただし、同じ機種ではなく、最近ASUSから発売された「ZenFone 5」を、です。こちらもNexus 5と同じディスプレイ5インチサイズのSIMロックフリー機種です。購入金額は約3万円。Nexus 5のようなハイエンドスマートフォンではないとはいえ、修理より約1万円は安くあがった計算になります。