いまさらだけどパスワード管理アプリ「1Password」を使ってみたら、めっちゃ便利だった!

いまさらだけどパスワード管理アプリ「1Password」を使ってみたら、めっちゃ便利だった!

私のようなうっかりさんには、マストアイテムです。

皆さん、パスワードの管理ってどうしてます? 子どものころからあまり几帳面ではない私は、過去の自分にまつわる数字やアルファベットを組み合わせたパスワードを3つ作り、自分の中で「重要」「ちょっと重要」「どうでもいい」にざっくり分けて使い回していました。もちろん保管場所は、頭の中。つまり、暗記していたのです。

でもこの間iPhoneが故障して機種変更したところ、いったんあらゆるサービスのログイン情報がリセットされてしまい、仕方なくログインしなおしたのですが、パスワードが軒並み弾かれてしまったのです。数字とアルファベットの組み合わせが思っていたのと違ったり、古いサービスのパスワードが全然違ったり…相当苦労しました。

それで、さすがに思いました。脳内に記憶しているだけじゃダメなんだと。そこで編集部の方におすすめしていただいたのが「1Password」です。

タップ一発でパスワードが入力される

カナダの AgileBits Inc が開発した1Passwordは、ウェブサービスのログインに必要なIDとパスワードを保存、自動入力してくれるアプリです。

1Passwordにログインするための「マスターパスワード」1つを覚えて、各サービスのIDとパスワードを1Passwordに登録すれば準備OK。あとはアプリやwebサービスのパスワード入力欄をタッチ→キーボード上に表示される1Passwordをタッチ→生体認証で、登録しておいたIDとワスワードがポンと入力されます。今まで1文字ずつ隠されるパスワードをちまちまタイプしていた苦労は何だったんでしょう...!

いまさらだけどパスワード管理アプリ「1Password」を使ってみたら、めっちゃ便利だった!

もちろん、保存された情報が第三者に提供される心配もなく、セキュリティ面でも安心。MacやWindows PCはもちろん、iPhoneやAndroidデバイスでも使えますし、Google Chromeの拡張機能としても使えます。

パスワードを考えなくていい「パスワード自動生成機能」

さらに、1Passwordにはパスワード自動生成機能も搭載されています。「パスワードを使い回したくないけど、もう思いつかない、覚えられない」という方には救世主になるかも。

また、セキュリティ監視機能”Watchtower”は、特定のウェブサイトやサービスでパスワードが流出した恐れがあると、その旨通知してくれます。なので、「知らない間にパスワード漏れてた!」という心配がありません。

マスターパスワードとEmergency Kitの管理だけは注意!

1Passwordを使用する際に注意したいのは、まずマスターパスワードを忘れないこと。1Passwordのセキュリティは堅牢なので、マスターパスワードと生体認証以外ではログインできません。

万が一マスターパスワードを忘れた時のために、「マスターパスワード、シークレットコード、QRコード」といったログイン情報PDF文書化した”Emergency Kit”が配布されます。1Passwordはこれをオフラインで保管するよう推奨しているので、プリントアウトしておくと安心です。

14日間の無料お試し期間あり。

1Passwordには個人向けの”1Password“と、家族5人までと共用できる”1Passwordファミリー“の2種類が用意されています。サブスクリプション制で、価格はそれぞれ2.99ドルと4.99ドル(年額プランの場合)。いずれも14日間の無料お試し期間がついているので使い勝手を試すことができます。しかも無料期間中はクレジットカードの情報を登録しなくてもOKなので、うっかり無料期間が過ぎてサブスク料金とられちゃった! という心配がありません。

1password以外のパスワード管理アプリもあります

パスワード管理アプリは「1password」のほかにも「Lastpass(無料プランが最近ショボくなった)」「Bitwarden」といった有名どころがあるほか、最近はDropboxやMicrosoft Authenticaterといった既存のサービスにパスワード管理機能が追加されるなど、選択肢が増えています。

パスワード管理に自身ない人は、ぜひ試してみて!

Source: 1Password