「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
Slackのショートカットについて紹介します
Slackを使いこなす上でポイントとなるのがキーボードショートカットです。簡単な操作でさまざまな機能を呼び出すことができるため、操作時間の短縮につながります。
まずは基本操作のショートカットを紹介します。
特に使用頻度が高いのは新規メッセージの作成でしょう。Windows・Linuxでは「Ctrl+N」、Macでは「command+N」で新規メッセージの作成が可能です。
全画面表示への切り替えも覚えておくと便利。普段は小さなウインドウで表示していても、メッセージを確認する際には全画面表示に切り替えたいという人も多いでしょう。Windows・Linuxでは「Ctrl+Shift+F」、Macでは「Ctrl+command+F」で全画面表示になります。
また、設定の中で特に頻繁に使用されるのが環境設定。Windows・Linuxでは「Ctrl+,」、Macでは「command+,」で環境設定を開くことが可能です。
そのほか、自身の勤務状況を知らせるステータスの設定も使う人が多いでしょう。ステータス設定はWindows・Linuxでは「Ctrl+ Shift+Y」、Macは「command+ Shift+Y」で開けます。
Slackには多くのキーボードショートカットが用意されていますが、すべて覚えるというのはなかなか大変なので、使用頻度の高いものから優先的に覚えてみるといいでしょう。
ここからは、チャット内で使用できるショートカットを紹介します。
まず、メッセージに対する絵文字リアクションの追加。Windows・Linuxでは「Ctrl+Shift+」、Macでは「command+Shift+」で行えます。
Slackコール中、とっさにミュートが必要になることもあるでしょう。Slackコールでの会話中に「M」を押すことで、ミュートのオンオフの切り替えができます。さらに、通話中に「V」を押せばビデオのオンオフの切り替えも可能です。
より気軽に音声通話ができるハドルミーティングの開始、参加、退出、終了は、Windows・Linuxで「Ctrl+Shift+H」、Macは「command+Shift+H」で行えます。
ファイル共有時の操作もショートカットで行えます。
まず、ファイルのアップロードは、Windows・Linuxで「Ctrl+U」、Macでは「command+U」で可能です。
ダウンロードしたファイルをすべて表示したい時には、Windows・Linuxは「Ctrl+Shift+J」、Macでは「command+Shift+J」を押しましょう。
ファイルの共有はできるだけ素早く行いたいもの。これらのショートカットも頭に入れておくと便利です。
ここでは覚えておくと役立つおすすめのショートカットを紹介します。これまで紹介してきたものとあわせて覚えてみてください。
まずは左右のサイドバーの表示・非表示です。左側のサイドバーは、Windows・Linuxでは「Ctrl+Shift+D」、Macでは「command+Shift+D」で表示と非表示の切り替えが行えます。右側のサイドバーは、Windows・Linuxでは「Ctrl+.」、Macでは「command+.」で同じように表示・非表示の切り替えが可能です。
また、過去の投稿内容を調べるための検索も覚えておくとさまざまな場面で役立つでしょう。全体の検索は、Windows・Linuxでは「Ctrl+G」、Macは「command+G」で行えます。表示中の会話内に絞り込んでの検索は、Windows・Linuxでは「Ctrl+F」、Macは「command+F」で可能です。
上記では一部を紹介しましたが、これ以外にもSlackには多くのキーボードショートカットが用意されており、Slack上でリストを表示させることも可能です。
Windows・Linuxでは「Ctrl+・」、Macは「command+・」で、キーボードショートカットリストを呼び出すことができます。画面右側に表示されるので、確認しながらの操作が可能です。
また、キーボードショートカットはSlackの公式サイトでも紹介されています。ここで確認し、まとめて覚えてみてもいいかもしれません。
Slackでは、機能をすぐに呼び出せるショートカットメニューという機能もあります。ここでは、このショートカットメニューについてくわしく紹介します。
Slackのショートカットメニューとは、チャンネルやダイレクトメッセージの画面からさまざまな機能を呼び出せる機能のことです。
ショートカットメニューは、メッセージ入力欄の左下にある+(プラス)アイコンをクリックすると表示されます。
表示されたメニュー内の「ショートカットを検索する」と書かれた検索窓で行いたい操作のキーワードを検索し、クリックすることでその機能を使用することができます。また、「すべてのショートカットをブラウズする」をクリックし、一番上に表示されるSlackを選択、そこで一覧表示されるものの中から選ぶことも可能です。
ショートカットメニューは+(プラス)アイコンをクリックする以外にも、/(スラッシュ)を入力することでも開けます。Slackではこれをスラッシュコマンドと呼び、より素早い操作が可能になるので覚えておくと便利でしょう。
単純作業を短縮することで業務効率化につながるという点がショートカットを使う最大のメリットです。
一つ一つの短縮時間はわずかなものですが、積み重なれば大きな時間短縮につながります。作業時間を短縮できれば、メンバーとのコミュニケーションもより迅速に行うことができるでしょう。
また、作業におけるストレスを軽減できるという点もメリットです。
キーボードショートカットやショートカットメニューを活用することによって、Slackはより便利になります。
キーボードショートカットは覚えるのが面倒といったイメージを抱いている人も多いかもしれません。しかし、基本的な操作を頭に入れておくだけでも作業効率は大幅にアップします。
ぜひこの機会にSlackのショートカットを覚え、業務効率化を実現してみてはいかがでしょうか。