「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
Felicaカードで解錠可能なRemoteLOCK 8j-FとQRコードで解錠可能なRemoteLOCK 8j-Q
RemoteLOCKシリーズは、鍵の発行、受け渡しをクラウド上で自動化することで、ホテルなどの宿泊施設のフロント業務の効率化や、スペース貸し事業における無人運営を可能にするビジネスのためのスマートロックです。コロナ禍においては、非対面で鍵の受け渡しができるため、感染症対策としても活用されています。
今回発表する2つの新機種は、非対面・非接触による解錠が可能で、感染症対策という市場ニーズに応えるものとして開発されました。「RemoteLOCK 8j-F」は、入室用の鍵としてFeliCaカードを最大1000枚までクラウド上で登録・管理できるスマートロックです。また、「RemoteLOCK 8j-Q」は、QRコード読み取り用のカメラが内蔵されたスマートロックで、スマホや紙面などに表示されたQRコード情報で解錠します。
これらの製品を、自動ドアや集合エントランス向けのアクセス管理システム「TOBIRA(トビラ)」と連携することで、建物全体の入口から個別のドアまで、施設全体のタッチレス・完全非接触での解錠を実現します。これにより、衛生面への配慮や利便性向上が必要な不特定多数の人が利用するシーンで、事業者は自社の運営スタイルに最適なRemoteLOCKを選定できるため、安心で快適な空間提供をより実現しやすくなります。
各新製品の機能、販売開始日などの最新情報は下記WEBサイトをご参照ください(2022年春発売予定)。
RemoteLOCK 8j-F (リモートロック エイトジェイ エフ) WEBサイトhttps://remotelock.kke.co.jp/products/remotelock-8j-f/RemoteLOCK 8j-Q(リモートロック エイトジェイ キュー) WEBサイトhttps://remotelock.kke.co.jp/products/remotelock-8j-q/
①いつものカードが鍵代わりにFeliCaカードの固有ID番号(IDm)を登録することで、日常的に利用する交通系ICカードや社員証を入館・入室用の鍵として利用できます。手持ちのFeliCaカードをかざすだけで解錠できるため、ストレスフリーで完全非接触の解錠を実現します。
②カードの登録はクラウド上で完結カード登録のための専用端末の購入や設置は不要です。管理者はクラウド管理画面上で、いつでも、どこからでも手軽にFeliCaカードの登録・削除が行えます。
[適用例]オフィス従業員の交通系ICカードを登録して使えるため、通常勤務時も、出張などで他拠点のオフィスに入る時もそのまま入館証として使えます。また業者などの来訪者には暗証番号を入室用の鍵として設定できます。カレンダー機能との連携も可能です。レンタルスペース会員自身のFeliCaカードで店舗や施設に入室できるので、入室時の個別対応やカードの発行・送付の手間を削減し、受付を無人化できます。
[RemoteLOCK 8j-F オフィスでの利用イメージ] カードの登録や暗証番号の発行を利用者のタイプに応じて柔軟に遠隔で対応
①手持ちのスマートフォンで非接触解錠利用者は、メールやLINE、施設事業者のアプリなどでQRコードを受け取り、自身のスマートフォンからQRコードをかざし、非接触で解錠できます。
②多彩な表示方法で物理鍵の受け渡しをゼロに!
紙に印刷、メールで送付、スマホやタブレットの活用など、多彩な表示方法のあるQRコードなら物理鍵の受け渡しは不要です。鍵の紛失を心配する必要もなく、クラウド管理画面上で再発行も簡単に行えます。
[適用例]ホテル・旅館運用中のアプリとRemoteLOCKを連携。客室への入室時、ゲストはアプリを立ち上げてQRコードを表示、アプリの起動回数を増やし顧客との接点拡大によるクロスセルにつなげます。レンタルスペース・無人店舗スマホで予約&決済後にメールで送られてきたQRコードで扉の解錠を行えば、受付不要、非対面・非接触で運用可能です。
[RemoteLOCK 8j-Q 宿泊施設での利用イメージ] 利用者に非接触でスマートな入室体験を、管理者に効率的な施設管理を提供する
上記の新製品および既存のRemoteLOCKシリーズは、「直感的に使える暗証番号式」「数多くの予約管理システムやチェックインシステムとのAPI連携」「予約からチェックイン、決済、入室情報まで一元管理」「入室履歴の取得」「Wi-Fi直接接続で安定通信」「通信が切れても暗証番号や物理鍵で解錠可能」「堅牢な工事取付」など、ビジネス利用に欠かせない機能を豊富に搭載しています。管理者は、客室や空間貸し出しにおける鍵の受け渡しの自動化やフロント・受付業務の効率化による人件費の削減を実現しながら、入室者にとってのストレスフリーな解錠や、さらには空間利用の体験価値向上を実現できます。
構造計画研究所では今後も、鍵管理の遠隔化・自動化を通じ安心で快適な空間提供を可能にし、ニューノーマル時代の空間活用ビジネスを強力に支援してまいります。
「RemoteLOCK製品紹介ウェビナー~ビジネス向けスマートロックで鍵にかかる時間とコストを削減~」新製品を含めたRemoteLOCKの製品概要をオンラインでご紹介します。開催日:2022年3月10日(木)11:00-12:00詳細・お申し込み:https://remotelock.kke.co.jp/webinar/
■RemoteLOCKについて「RemoteLOCK」はLockState社(本社:米国コロラド州、CEO:Nolan Mondrow氏)が開発し、日本国内では構造計画研究所が提供する暗証番号式のスマートロックです。Wi-Fi接続により暗証番号・入室を遠隔から管理することが可能です。暗証番号やFeliCa、QRコードによる入室が可能なため不特定多数の人が利用する施設の運営と非常に親和性が高く、セキュリティの担保と施設の省人化運用の両立を図ります。主に宿泊施設や店舗、公共施設等で利用されています。製品ウェブサイト: https://remotelock.kke.co.jp
■会社情報【株式会社構造計画研究所】(本社:東京都中野区、代表執行役 投資総括責任者:服部 正太)構造計画研究所は、社会と共に創りあげていきたい未来像(Thought)として、「Innovating for a Wise Future」を掲げる技術コンサルティングファームです。また1959年の設立以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」を掲げており、これからも工学知をベースにした有用な技術を活用し、社会の諸問題の解決に挑むことで、より賢慮に満ちた未来社会の実現に貢献します。会社ウェブサイト:https://www.kke.co.jp
※1 「RemoteLOCK 8j」は、国内鍵・錠前メーカーである株式会社ウエストと構造計画研究所による共同開発製品です。※2「FeliCa(フェリカ)」はソニー株式会社の登録商標です。※3「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。※4 RemoteLOCK 8j-Qについては特許出願中です。