iPhone購入時、AppleCare+に加入しないほうがいい?

iPhone購入時、AppleCare+に加入しないほうがいい?

iPhone購入時、AppleCare+に加入しないほうがいい?

iPhone購入時、AppleCare+に加入しないほうがいい?

「iPhone」の画面が割れてしまったら、最悪の気分になります。修理する場合は、出費がかかるからです。とはいえ、「どの方法」を使うかによって、修理にかかる費用も変わってきます。それだけでなく現在は、修理方法によってはiPhoneの大事な機能が損なわれることさえあるのです。この問題の根本的な原因として挙げられるのは、Appleの保証プランである「AppleCare+」、そしてAppleの企業体質です。

「AppleCare+」に加入すべきか否かという難問

AppleCare+の料金は、使っているiPhoneのモデルによって変わってきます。一括払いで2年間の保証が受けられるプランの料金は、「iPhone 13」「iPhone 13 mini」の場合は150ドル(日本では税込1万8800円)、「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」なら200ドル(日本では2万4800円)です。さらに料金をプラスして「盗難・紛失プラン」を選ぶこともできますが、これはこの記事の論旨にさほど大きな影響を与える要素ではありません。こうしたAppleCare+の料金は、すでにiPhone本体に1000ドル(10万円)以上を支払っていることを考えると、購入時に追加で喜んで払いたくなる額ではありません。しかも、たとえAppleCare+に入っても、画面の修理は無料にはなりません。1回につき29ドル(日本では3700円)のサービス料がかかりますし、修理回数も1年間に2回までという制限があります。私自身、以前iPhoneを購入した時には、「これからは新しい端末をすごく丁寧に扱おう」と自分に言い聞かせ、AppleCare+への加入を見送ったことがあります。「たとえ画面を割ってしまったとしても、その修理費用は、AppleCare+の料金とそれほど変わらないのでは?」と考えたのです。しかし、今はそうは思いません。まずは、こちらのページに記された修理費用をご覧ください。保証対象外の場合、iPhone 13 Pro Maxの画面修理には、329ドル(日本では税込4万2680円)かかります(これは、「iPhone 12 Pro Max」でも同じです)。この金額は、あと少し出せば新品の「iPhone SE」が買えるほどの大きさです。AppleCare+に入っていれば、画面修理の追加サービス料を加えても、100ドル安く済みます。また、端末を水没させた場合も、AppleCare+に入っていれば99ドル(日本では税込1万2900円)で端末を交換してもらえます。保証対象外の場合にiPhone 13 Pro Maxを修理するのにかかる599ドル(日本では税込7万7480円)と比べると、夢のような安さです。

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