人気ソフト「どうぶつの森」で藤枝観光PR

人気ソフト「どうぶつの森」で藤枝観光PR

「あつまれ どうぶつの森」で作る藤枝市の島をPRするボード。ゲームで島にたてる予定

 藤枝市は、ニンテンドースイッチの人気ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)の中に市をモチーフにした「藤の島」を作成する。新型コロナウイルスの影響で観光キャンペーンができない中、ゲームの世界で市の魅力を発信する。六月中旬から取り掛かり、十月中旬の公開を目指す。 あつ森は、プレーヤーが住人となって無人島で生活し、建物や道を整備して島を発展させるゲーム。独自の島を作成してオンラインで公開すれば、他のプレーヤーが島を訪れることができる。 今回は市職員と静岡産業大(藤枝市)の学生計十五人が二班に分かれ、市の観光名所となっている蓮花寺池公園を模した島と、中山間地域をモデルにした島の二種類を作る。 完成後は、市のホームページで島を訪れる際に必要なパスワード「夢番地」を公開。市が作成した市章の藤の花、サッカーボールなどのアイテムをダウンロードできるようにする。 市によると、県内の自治体で、あつ森を使った観光プロモーションは初となる。他県では新潟県の佐渡島、熊本県八代市でも使用している。 担当者は「コロナ収束後に藤枝市に訪れてもらうために知名度を高めておきたい」と話す。 (大橋貴史)

関連キーワード

おすすめ情報

静岡の新着

記事一覧

プラス会員について

人気ソフト「どうぶつの森」で藤枝観光PR

中日新聞から

リンク

サイトのご利用について

Copyright © The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved.

シェア: