三菱地所、総合スマートホームサービス「HOMETACT」を開発

三菱地所、総合スマートホームサービス「HOMETACT」を開発

三菱地所株式会社は、アメリカのIoTプラットフォーム提供会社YONOMIと連携し、スマホアプリやスマートスピーカーを使い、住設機器・家電などのIoT機器をまとめて操作・管理できる総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」を開発したことを発表した。

「HOMETACT」は、専用のアプリを使って、集合住宅のエントランス解錠や玄関ドアの施解錠、居室内照明・空調・ロボット掃除機などの遠隔操作が可能。また、住空間からスマートスピーカーによる音声操作で、複数メーカーのIoT機器を一括制御することができる。

アプリの機能として、「おはよう」や「行ってきます」といった「シーン」を設定すると、アプリのタップ操作などのワンアクションで複数のIoT機器をまとめて動かすことができるようになり、シーンで設定した通りに住空間を制御することができる。

三菱地所、総合スマートホームサービス「HOMETACT」を開発

スマートスピーカーと組み合わせれば、声による操作だけでなく、シーンアクションと一緒にお気に入りの音楽を流したり、天気予報の確認などを行うことも可能だ。

また、時間や位置情報などをトリガーとして設定する「マイルール」機能により、複数のIoT機器をまとめて自動で動かすことができる。

他にも、管理者用ポータル機能やサービス利用開始前のサポートサービス、ユーザー専用のコールセンターなどの周辺サービスも提供する。

今後は、鍵の遠隔解錠やゲスト招待機能や、接続機器の不具合やユーザーの設定などを専門スタッフが対応する「駆けつけサービス」など、サービスの拡充を行っていくという。 なお、「HOMETACT」は、2021年11月5日より入居開始予定の、三菱地所レジデンスの賃貸マンション「ザ・パークハビオ 麻布十番」への導入のほか、順次「ザ・パークハビオ」シリーズに導入予定だ。

IoTNEWS編集部

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カテゴリー スマートホーム、ニュース タグ 三菱地所(MITSUBISHI ESTATE)

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