「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
iPad mini 6を使い始めてから、手持ちのほかのiPadの使用頻度が徐々に下がっていってしまった。現在持っているiPadは、iPad mini 6、11インチ iPad Pro(第2世代)、12.9インチ iPad Pro(第4世代)だが、最近では家でも外でもiPad mini 6ばかり使うようになってしまった。
3台のサイズ違いiPadは、もちろん用途に応じて使い分けているが、「iPad mini 6でイケちゃうな」「iPad mini 6で十分快適」というケースが多い。3台のiPadのうち、iPad mini 6の活用幅が最も広いという感じ。
動画コンテンツ鑑賞は大画面の12.9インチ iPad Proが快適で、これはベッド付近にアームで固定して「寝ながら映画鑑賞端末」としてしまっている。でも脱着しやすくしており、必要時には外して持ち歩いたりもしている。
モヤモヤするのが11インチ iPad Pro。これが果たしていた多くの役割を、iPad mini 6が担うようになった。俺的には「え〜これまで11インチ iPad Pro超便利だったんだけどナ」と少々悲しい気もしている。しかし実際、iPad mini 6のサイズ感の良さが、11インチ iPad Proの役割を奪いがちなのであった。
片手で持ちやすいサイズと重量のiPad mini 6。小脇に置いて、必要なときはスマートフォン的に片手で持って使える。立ったまま片手で持っていても不安感がない8.3インチという画面サイズもイイ。机上に立ててコンテンツや動画を見るなら「これじゃ小さい」とは思いにくい。ちなみに、一世代前のiPad mini 5と比べると、画面は7.9インチ→8.3インチと大型化した。でも本体サイズはほぼ変わらず、少し軽量化もされているA5ノートの上にiPad mini 6を置いた様子。iPad mini 6のフットプリントはA5サイズより一回り小さい。「バッグを選ばないサイズ」であることも、iPad mini 6につい手が伸びる理由だったりする加えて、このサイズ感でありつつApple Pencil(第2世代)が使える点。iPadではぜひペンを使ってゆきたい!!! と考えている俺の場合、より便利で実用的な第2世代Apple Pencilが使えるという点で、iPad mini 6は非常に魅力的である。
iPad mini 6は第2世代Apple Pencilに対応しており、ペンで操作や筆圧対応の手書きを行える。ペンはPad mini 6の横側にマグネットで吸着するが、その状態でペアリングおよび充電が行われる上が第1世代Apple Pencilで、下が第2世代Apple Pencil第1世代Apple Pencilは丸くて不意に転がりやすいが、第2世代Apple Pencilは一部が面加工されている筒状なので転がらない。この面加工によりグリップ感も良好になった第1世代Apple Pencilはキャップを外してLightningコネクターに挿してペアリングおよび充電を行う。第1世代Apple Pencil付属の「Apple Pencil充電アダプタ」を使えば、USB-LightningケーブルでUSB充電できるが、このアダプタは小さいのでモバイルにおいては紛失の心配がある。第1世代Apple Pencilのキャップも小さいのでモバイルにおいて紛失の心配がある。第2世代Apple Pencilにはそういう違和感や心配がないこの完成度の高い第2世代Apple Pencilが使える、最小サイズのiPadことiPad mini 6。極めてグレイトでありジョリーグッドであってスゲく素晴らしい。