「Fire HD 10エッセンシャルセット」でビデオ会議を試す:今ならセットで1万9000円切り!(1/2 ページ)

「Fire HD 10エッセンシャルセット」でビデオ会議を試す:今ならセットで1万9000円切り!(1/2 ページ)

 新しい「Fire HD 10」と上位モデルの「Fire HD 10 Plus」には、サードパーティー製の専用キーボードとMicrosoft 365 Personal(オンラインコード/1年版)を組み合わせた「エッセンシャルセット」が用意された。

 前回はMicrosoft 365 Personalやキーボードについて触れたので、今回はエッセンシャルセットを使ってビデオ会議を試してみた。

 Amazonの格安タブレットの最新モデル「第11世代Fire HD 10」では、Fireタブレットシリーズとして初めて画面分割表示に対応した。例えば、メッセンジャーアプリを立ち上げておきながら原稿をメモアプリで書く、SNSアプリを立ち上げておきながらWebブラウジングをする、Amazon Prime Videoで動画を見ながらテキストチャットをする、といったことが可能になった。

新型Fire HD 10とBluetooth接続のキーボード、Microsoft 365 Personal(1年版)がセットになった「Amazon Fire HD 10 エッセンシャルセット」。上位モデルのFire HD 10 Plusも用意されている

新たに利用できるようになった画面分割機能

 画面分割に関する操作はショートカットキー(Fn+S)でも行えるが、ディスプレイにタッチする場合は次のように行う。

「Fire HD 10エッセンシャルセット」でビデオ会議を試す:今ならセットで1万9000円切り!(1/2 ページ)

 複数のアプリをバックグラウンドで立ち上げた状態で、ナビゲーションバーのタスクボタンをタップする。

ナビゲーションバーのタスクボタンをタップする

 起動中のアプリリストが表示されるので、優先的に表示したいアプリ(左側に表示されるアプリ)をスワイプして探す。続いて、アプリの上部にアプリアイコンがあるので、それをタップする。

アプリウインドウの上に表示されているアプリアイコンをタップする。

 すると、「情報」「画面分割」と表示されるうち、画面分割をタップする。アプリアイコンの下、つまりアプリウインドウをタップしてしまうと、そのアプリのみが全画面表示されるので気をつけよう。

画面分割非対応のアプリでは、「アプリ情報」しか表示されない

 1番目のアプリが左側に表示されたら、背後に表示されているものの中から2番目を選んでタップする。これはアプリアイコンでもアプリウインドウでもどちらでも問題ない。

背後に表示されたアプリリストから、右ウインドウに表示させたいものをスワイプしながら探す

 これでアプリが複数立ち上がった状態の画面分割が行える。

 なお、2つ目のアプリを入れ替えたいときは、ナビゲーションバーのタスクボタン(一時停止ボタンとして表示)をタップし、背後に表示されているアプリの中から任意のものを選ぼう。

タスクボタンをタップすることで、2つ目のアプリを入れ替えられる。試してみたところ左右の入れ替えはできないようだ

 画面分割をやめてホーム画面に戻りたいときには、タスクボタンまたはホームボタンをタップした後に、左側のアプリのサイズ変更スライダーを左側へスワイプする。

ホーム画面が見える状態でスライダーを左へスワイプすれば、ホーム画面に戻れる

 アプリ単体を全画面表示させたい場合は、画面分割された状態またはホーム画面が見える状態で、スライダーを右端近くまでスワイプする。

完全に右端までスワイプしなくても全画面表示に切り替わる

 残念ながら両画面で同時に動画再生はできない仕様のため、SNSアプリをスクロールして閲覧中に、動画入りのポストがあると、他方の画面で再生していた動画再生が一時停止してしまう。せめて自社アプリ(Prime Video)を優先的に再生するように選べるとよかったのにと思ってしまう。

TeamsとZoomはどうだ?1|2次のページへ