「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
スマホの文字やアイコンがもっと大きかったらいいのに、とよく思っていたとしても、それはあなただけではありません。
極小サイズのフォントが好きな人もいれば、どこでも大きな太字がいい人もいます。
ありがたいことに、iPhoneを使いながら、文字をもっと読みやすくしたり、他のものももっと見やすくしたりするために、できることがあります。
iPhoneで文字を読みやすくする最初の方法は、フォントサイズを大きくすること。
「設定 > 画面表示と明るさ > テキストサイズを変更」に行けば、すぐに大きくできます。
スライダーを右に動かせば、iOS全体でフォントサイズを大きくすることができます。iPhoneの多くのアプリは、システムの初期設定のフォントサイズを使っているので、ここの設定を変えれば、複数の場所の文字が読みやすくなります。
最大のフォントサイズでも不十分だと思った場合は、「設定 > アクセシビリティ > 画面表示とテキストサイズ > さらに大きな文字」をオンにすると、さらにもっと文字を大きくすることができます。
この設定を有効にすると、ページ下部にあるフォントサイズのスライダーに、さらに大きなフォントサイズが追加されます。
iOS 15では、アプリ毎にフォントサイズを設定することもできます。
iOS全体でフォントサイズを大きくするより、太字を使う方が読みやすいという人もいます。その場合は、「設定 > 画面表示と明るさ > 文字を太くする」を有効にしましょう。
フォントサイズを大きくしても、iPhoneの通知バナーやアイコンのサイズは大きくなりません。
それを大きくするには、「設定 > 画面表示と明るさ > 表示」で「拡大」を選び、右上の「設定」をタップして有効にしましょう。この設定を変更するには、iPhoneの再起動が必要です。
iPhoneには、最初から拡大鏡が搭載されています。アクセシビリティ機能として使用するためのものですが、何かを拡大して見たい時には便利です。
例えば、本の文字が小さすぎて読みにくい場合は、拡大鏡を起動して、iPhoneのカメラでズームインしましょう。「設定 > アクセシビリティ > 拡大鏡」に行き、拡大鏡を有効にします。
この設定を有効にしたら、拡大鏡がiPhoneのアプリとして表示されます。SpotlightやAppライブラリから探して起動しましょう。
拡大鏡を開いたら、虫眼鏡アイコンの横にあるスライダーで、実際の物をズームインして見ることができます。
iPhoneは、もっと拡大することもできます。ロービジョンに悩まされている人は、画面上で何でもズームインできるこの機能の恩恵を最大限受けることができます。
「設定 > アクセシビリティ > ズーム機能」に行き、ズーム機能を有効にします。
これで、画面を3本指でダブルタップすると、ズーム機能が無効の時よりも、はるかに大きく拡大することができます。
また、3本指でドラッグすると画面内を移動することができます。十分拡大したら、3本指でダブルタップするとズームアウトなど拡大倍率を変更できます。
中には、描画色が背景色に馴染んでしまっているメニューもあります。
そのせいで、画面上の間違った場所をうっかりタップするなど、問題になることもあります。この問題を解決するには、iOSの描画色と背景色のコントラストを強くしましょう。
「設定 > アクセシビリティ > 画面表示とテキストサイズ」で、「コントラストを上げる」を有効にします。
特定の色が区別できない場合は、そのページの「カラー以外で区別」を有効にしてもいいです。そうすると、色に依存するインターフェイス項目を、他の方法で情報を伝えてくれます。
画面上でボタンの位置がわかりにくい人もいるかもしれません。
そんな時は、iPhoneのアクセシビリティ機能で、Webページのハイパーリンクテキストの表示と同じように(上の画像の「Back」ボタンに青い下線が引いてあるように)、ボタンに下線を引いて目立つようにすることができます。
この機能を使うには、「設定 > アクセシビリティ > 画面表示とテキストサイズ」で「ボタンの形」を有効にしましょう。
iPhoneでオプションが有効か無効かわかりにくい場合は、「オン/オフラベル」で簡単に区別できるようにできます。「設定 > アクセシビリティ > 画面表示とテキストサイズ」に行き、「オン/オフラベル」を有効にしましょう。
各トグルの部分に、無効の場合は「○」、有効の場合は「|」が表示されます。