「フェイスブックに買収されてもいい」、VARK加藤卓也氏に聞くVRで勝負するワケ 連載:メタバース・ビジネス・インサイト

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    「フェイスブックに買収されてもいい」、VARK加藤卓也氏に聞くVRで勝負するワケ

    連載:メタバース・ビジネス・インサイト

    VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術(以下、xR)は、ビジネスシーンにどう活用できるのか。xR業界の中枢にいるキーパーソンの言動からその動向を探る本連載。今回は、5月に「バーチャルライブプラットフォーム、6億円の資金調達」のニュースで業界をざわつかせたVARK(ヴァーク)の加藤卓也氏に話を聞いた。その引受先には、ジャフコ、博報堂、電通、TBSといった名が並び、VRへの期待値の高さを感じるとともに、幅広いビジネスへの足掛かりが生まれる気配も漂う。加藤氏は「5年後にはメタバースで生きる時間が増える」と言い切るが、その理由とは。

    企画:林 裕人、執筆:峯田亜季

    企画:林 裕人、執筆:峯田亜季

    <目次>
    1. 6億円調達はまだ「入場チケット」に過ぎない
    2. 世界を見渡しても今、競合はいない
    3. エンタメVRの未来はハードかソフトか
    4. 目的のためならフェイスブック社に売る道だってアリ

    6億円調達はまだ「入場チケット」に過ぎない

    ──取材直前に資金調達のニュースが飛び込んできました。6億円の増資はどのように決まったのですか?加藤卓也氏(以下、加藤氏):第三者割当増資の募集をスタートして2ヶ月後には早々にジャフコ グループがジャッジしてくれ、さらに博報堂DYベンチャーズが決めてくれたので、その時点でとりあえず6億円の出資を達成しました。ここに至る2~3年で70社くらいに断られ続けていますから、ようやく調達できたという印象です。──なぜ、苦戦続きだった状況から今、資金が集まったのでしょうか?加藤氏:VARKの事業が伸びてきたこともあると思いますが、それ以上にVRが“普通の存在”になってきたということではないでしょうか。ただ、6億円といっても僕らにとっては「入場チケットを手に入れた」くらいで、これでようやくスタートラインに立てたぐらいと思っています。VARKのライブ1回あたりにかかるコストに対して、収入はそのコストを補うほどではありません。プラットフォームとして大規模開発を求められるので資金が必要でした。──本当はどのくらい必要だとお考えですか?加藤氏:たとえばゲームでは大型タイトルの開発を行うために少なくとも100億円は必要です。僕らも当初から50~100億円はかかるだろうと見込んでいました。でも「100億もかからないでできる」ということを見せていきたいと思っています。 連載一覧

    世界を見渡しても今、競合はいない

    ──新型コロナによる追い風や影響は感じますか?加藤氏:うちはあまり関係ないですね。コロナで始まったものは、コロナとともに終わっていく可能性があります。一方、僕らは2018年からバーチャルライブをやっています。コロナ禍になり、これまでは一部の人たちが熱狂的に良いとしていたものが一般の人たちにまで広まりました。バーチャルに対する大規模なマーケティングが行われた、というような印象です。メタバース/VR/AR/MR/SR/xR ジャンルのトピックス

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