ニュース 先生の半数以上が英語の評価に使っている! 小学校の英語の授業で行う「パフォーマンステスト」とは?

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先生の半数以上が英語の評価に使っている! 小学校の英語の授業で行う「パフォーマンステスト」とは?

小学5,6年生で英語が教科化されて2年目になりました。皆様は英語のテストというと、どんなものを想像されますか?英文法の問題を穴埋めしたり、単語を書いたりするペーパーテストを想像されるかたも多いと思いますが、小学校の英語の授業では話す力をはかる「パフォーマンステスト」が積極的に実施されています。すでに小学5,6年生の担任で、かつ外国語授業を担当している先生の2人に1人が「パフォーマンステスト」を英語の評価に使っているというデータも!※複数回答です。詳しくは「小学校英語の授業やテスト、どんな内容? 成績評価で重視されるポイントは?」の記事(https://benesse.jp/eigo/shinkatei/article/20220114-2.html)をご確認ください。今回は英語の評価にもつながる新しいテスト、「パフォーマンステスト」について解説します。

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小学5,6年生の英語はどうやって評価される?

平成29年に改定された学習指導要領では、「聞く、読む、話す、書く」の4技能のコミュニケーションスキルを重視し、英語で表現し伝え合う力を育成することが目標とされています。つまり、文法や単語といった知識の習得だけでなく、知識・技能を実際のコミュニケーションに活用することが求められているのです。従来のペーパーテストでは、聞くこと、読むこと、書くことは評価することができますが、話すこと(やり取り、発表)を評価することができません。そうした背景から、話すことを評価するために「パフォーマンステスト」を実施する小学校が増えてきているのです。

〈Challenge English〉利用者に聞いた! 「パフォーマンステスト」の実施状況

〈Challenge English〉利用者に聞いた! 「パフォーマンステスト」の実施状況

では、実際「パフォーマンステスト」は、どのような形でどの程度実施されているのでしょうか。〈Challenge English〉利用中の小学5,6年生のおうちのかたとお子さまに、「パフォーマンステスト」について聞いたアンケートをもとに、学校での実施状況を見ていきましょう。<調査概要>調査名:〈Challenge English〉英語学習についてのアンケート(小5・小6)調査形式:インターネット調査 調査実施時期:2021年7月29日~2021年8月4日数値根拠:アンケート回答時点で「進研ゼミ小学講座」または〈Challenge English〉を受講している小学5,6年生の保護者向けアンケート【「パフォーマンステスト」の形式と具体的な内容】今回のアンケートでは1278人中643人が「パフォーマンステスト(話すテスト)が実施された」と回答しました。具体的なテスト形式や内容について見てみましょう。「パフォーマンステスト」があったと回答した人のうち、半数以上が外国人のALT(外国人指導助手)と話す形式だったとのこと。日本人の先生と話す形式でのテストも多いようです。また、少数ではありますがタブレットに吹き込む形式で話すテストを受けたかたもいらっしゃいます。今回は特に多かった外国人のALTと話す形式の体験談と、その他の形式の体験談をご紹介します。

最終更新:ベネッセ 教育情報サイト