大型テレビ・プロジェクター・スピーカーが1台に収まる「popIn Aladdin 2」にゲーム機をつなげる「Aladdin Connector」が登場、実際にNintendo Switchをワイヤレスで大画面に投影してゲームをプレイしてみた

天井に照明器具を固定する引掛シーリングローゼットに取り付けることで、リモコン付きシーリングライトと壁面に映像を投影するプロジェクター＆大画面テレビの3役をこなしてくれる「popIn Aladdin 2(ポップイン アラジン 2)」の周辺機器に、ワイヤレスHDMI接続でNintendo Switchなどのゲーム機をつなげてゲームをプレイしたり、PCを接続してビデオ会議に活用したりできる「Aladdin Connector(アラジン コネクター)」が登場しています。Netflix、Amazonプライム・ビデオ、YouTubeなどの映像配信サービスの利用にとどまらず、ついにゲームやPCの映像の投影までできるようになったpopIn Aladdin 2の使い勝手を確かめるべく、実際にNintendo Switchをつなげて遊んでみました。popIn Aladdinは工事不要で天井設置、照明一体型3in1家庭用プロジェクター | ポップインアラジンhttps://aladdin.popin.cc/Aladdin Connector（アラジン コネクター）- ワイヤレスHDMI接続 - popIn Aladdin（ポップイン アラジン）https://aladdin.popin.cc/pages/aladdin-wireless-hdmi今回は、ワイヤレスHDMI接続ができるAladdin ConnectorをpopIn Aladdin 2につなげて使っていくのを中心にレビューします。popIn Aladdin 2の見た目やサイズ感や、設置方法などの詳細は以下の記事から見ることが可能です。プロジェクター内蔵シーリングライト「popIn Aladdin 2」レビュー、小さい部屋の壁でも迫力大画面を楽しめて照明器具にもスピーカーにもなるオールインワン - GIGAZINE

これが、popIn Aladdin 2です。

天井にある引掛シーリングローゼットに照明器具の代わりに取り付けるだけで、工具・工事なしで簡単に取り付けが可能。ただし、天井に手が届かないと設置できないので、脚立はほぼ必須です。

電源はシーリングから供給され、配線等もないフルワイヤレスなおかげでプロジェクターとは思えないほどすっきり。プロジェクターとして使わない時は、合計1万通りの調光・調色ができるスマートライトとして使えます。

popIn Aladdin 2はAndroid OSを搭載しているので、インターネット経由でさまざまな映像コンテンツが楽しめますが、単体ではHDMIで出力されるコンテンツには対応していません。そんな時に役立つのが、この「Aladdin Connector」です。

Aladdin Connectorは、popIn Aladdin 2とpopIn Aladdin SEにワイヤレスでHDMI接続してゲーム機、Blu-ray／DVDプレーヤー、PCなどの映像と音声を出力できるのが特徴です。

箱を開けるとこんな感じ。

Aladdin Connectorの本体は手のひらサイズで非常にコンパクトです。

寸法は実測で一辺7cmちょっと。

インターフェースはHDMI端子と電源用のUSB Type-C端子だけです。

本体の天面には、「画面転送切り替えボタン」があります。

底面は滑りにくい素材になっています。

付属品は充電用の電源アダプターと、一端がUSB Type-Cでもう一端がUSB Type-AのUSBケーブル。

そして、HDMIケーブルです。ケーブルの長さはいずれも1.5メートルです。また、今回はレビュー用の貸し出し品なのでありませんが、実物には取扱説明書も付属しています。

それでは、準備していきます。最初にAladdin ConnectorをUSB Type-C端子経由で電源に接続して、画面転送切り替えボタンを長押しします。リング上のライトが白色になったらAladdin Connectorの準備は完了なので、次にスマートフォンにアプリをインストールしていきます。

アプリはAndroid版とiOS版があります。popIn Aladdin - Google Play のアプリhttps://play.google.com/store/apps/details?id=cc.popin.aladdin.assistant&hl=ja「popIn Aladdin」をApp Storeでhttps://apps.apple.com/jp/app/popin-aladdin/id1432490876今回は、iOS版をインストールしました。

インストールしたアプリを起動すると、Aladdin Connectorと接続をするか尋ねられるので、「OK」をタップ。

すでにセットアップモードになっているので「次へ」をタップ。

自動的にAladdin Connectorを見つけてくれるので、「接続する」をタップします。

続いて、popIn Aladdin 2を接続しようとしましたが、見つかりませんでした。スマートフォンとpopIn Aladdin 2は同じWi-Fiに接続されているので、システムのバージョンが古いのが問題なようです。

そこで、いったんスマートフォンは置いて、popIn Aladdin 2の「システム環境設定」を選択。

次に、「システムアップデート」を選択します。

すると、更新が見つかるのでアップデートを実施します。新品を購入した場合、Aladdin Connectorと接続するのにシステムを新しくする必要があります。

アップデートが終わったら、スマートフォンに戻って「再検出」をタップ。

popIn Aladdin 2が見つかるので、「接続」をタップします。

Wi-Fiを選択しパスワードを入力して「セットアップ」をタップします。

この画面になれば、設定は完了です。

さっそく、Nintendo SwitchをpopIn Aladdin 2で壁に投影して大画面でプレイしてみます。Nintendo SwitchのHDMIケーブルをAladdin ConnectorのHDMI端子に接続すると、画面転送切り替えボタンのリングがオレンジ色に点灯するので、ボタンを押します。

すると、Nintendo Switchの映像が映し出されました。

というわけで、実際にNintendo Switchでゲームをプレイしてみた様子が以下のムービーです。ついにオールインワン型プロジェクター「popIn Aladdin 2」でゲームができるようになったのでNintendo Switchでゲームをプレイしてみた - YouTube壁一杯に映像が投影されるので、Nintendo Switchの画面でプレイするのとは全く違った迫力があます。

操作の遅延はほとんど感じませんでしたが、通信環境のせいか操作キャラクターが半歩ワープしたり音楽が途切れたりしてしまいました。

ゲーム機との相性の問題の可能性もあるので、次はPCにつないでみます。

実際に、PCで映画「マトリックス レザレクションズ」の予告編を見てみたのが以下です。オールインワン型プロジェクター「popIn Aladdin 2」をPCにつないで動画を見るとこんな感じ - YouTube大画面なのはもとより、スピーカーもプロジェクターに内蔵されたものだということを考えれば必要十分な音質なので、予告編でも臨場感があります。しかし、やはり映像の途切れが気になるという結果に。

撮影に使用した部屋はWi-Fiルーターが隣の建物でなおかつフロアも1つ下という悪環境すぎたせいで通信状況がアンテナ1～2本でした。そこで、後日Wi-Fiルーターが2階にある建物の1階でリベンジ。その結果、映像の途切れや音飛びなどもなく、スムーズにゲームやムービーが楽しめました。バッチリWi-Fiが飛ぶ環境で「popIn Aladdin 2」と「Aladdin Connector」でゲーム機やPCの映像の出力を再挑戦 - YouTube動作確認済みの機器はNintendo Switch・PlayStation 5・PlayStation 4 Pro・Xbox 360・Fire TV Stick。Aladdin Connectorに一度に接続できるHDMIケーブルは1本のみですが、以下のようにHDMIセレクターを使えばわざわざケーブルを抜き差ししなくても、使う機器の切り替えができます。

また、PC接続では画面の複製だけでなく拡張も可能なので、大きな画面で見たいウィンドウをプロジェクターで映しつつPCで作業をするといった使い方もできます。ただし、Aladdin ConnectorとpopIn Aladdin 2はWi-Fiで接続されている都合上、ネットワーク環境次第では前述のような遅延が発生します。そのため、高画質なストリーミング配信の視聴や、精密な動作が要求されるスポーティーなゲームのプレイなどがしたい場合は、回線の速度や各機器とルーターとの距離を再確認しておきたいところです。

「popIn Aladdin 2」の記事作成時点での価格は税・送料込で9万9800円で、「Aladdin Connector」は同じく税・送料込で1万5800円なので、両方そろえると11万5600円です。大画面テレビやサラウンドシステムを備えたスピーカーなどをそろえてホームシアターを構築するのはスペース的にも予算的にもかなりの覚悟が必要ですが、1台で簡潔にホームシアター環境が作れることは条件が限られている人にとってかなりの助けになるはず。年末年始は家族と映像コンテンツを楽しんで過ごすという人や、在宅時間が長くなったので大画面でゲームがしたかったという人は、この機会にチェックしてみてください。popIn Aladdinは工事不要で天井設置、照明一体型3in1家庭用プロジェクター | ポップインアラジンhttps://aladdin.popin.cc/

ベッドルームを彩る、とっておきの魔法。Aladdin Vase（アラジン ベース）、スマートライト型プロジェクター – popIn Aladdinhttps://aladdin.popin.cc/pages/aladdin-vase

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in レビュー,ハードウェア,動画,ゲーム,広告, Posted by log1l_ks

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