タニタ、なりすましなど不正を防止するアルコール検知器「ALBLO FC-1500」 国内初の機器と本人の同時認証実現

タニタ、なりすましなど不正を防止するアルコール検知器「ALBLO FC-1500」 国内初の機器と本人の同時認証実現

 タニタは、アルコール検査における検知器のすり替えやなりすましなどの不正を防止するアルコール検知器「ALBLO FC-1500」を開発して、1月28日に発売した。価格は4万5000円(税別)。

 ALBLO FC-1500は、ワンタイムの「QRコード」を画面表示することによる検知器認証機能を備えたアルコール検知器。これをタニタが提供する「ALBLOクラウドサービス」と接続して使用することで、検知器と被検者をともに認証することが可能となり、検知器のすり替えや被検者のなりすましなどの不正を防止できるとしている。

タニタ、なりすましなど不正を防止するアルコール検知器「ALBLO FC-1500」 国内初の機器と本人の同時認証実現

 機器と本人を同時に認証できる機能を備えたアルコール検知器は国内初となり、同社はアルコール検査対応が必要な運輸運送事業者を中心に、初年度1万台の販売を計画している。

燃料電池式アルコール検知器「ALBLO FC-1500」

 本体サイズは64✕138✕25mm(幅✕高さ✕奥行)で、重量は約180g(電池含む)。ハンディータイプで、既存のタニタ商品に比べ約35%の小型化を実現。また、呼気を吹き込むマウスピースの取り付け方向を本体に対して垂直方向にすることで、検査時に管理者が検知器の表示部を確認しやすいようにした。