「ポータブルWi-Fi」レビュー
25/03/2022
モノづくりの面白さ、技術の奥深さ、その価値を、若者を中心に幅広い人々に伝えたい。モノづくりへの純粋な驚きと興味を広げ、次世代につなげたい―そんな思いから生まれた「グッドファクトリーショップ」。 第2回目を2022年3月9日(水)~ 12日(土)に東京ビッグサイト(所在地:東京都江東区)にて開催します。
前回は、最新カルチャーの発信地である、渋谷の「hotel koe tokyo」で開催。 ファッションや食を求めて来た若い層が、ふらっと立ち寄り、興味を持って出展企業の方々に質問する場面がたくさん見られました。 今回は、ビジネス展示会として1974年から開催する“世界最大規模のロボット専門展”での開催です。渋谷よりも展示内容をボリュームアップし、各社の技術力の高さが分かるBtoB製品についても紹介します。※来場には事前登録が必要です。国際ロボット展のウェブサイトからご登録をお願いします。
側面のぎざぎざはダンボールなどを開封する「カートンオープナー」、先端のくぼみは「糸切りおよびマイナスドライバー」、上部の平面部分に空いた穴は「ナット回し」フックのような形の部分は「栓抜き」と6つの機能を備えた小さな「多機能ツール」。刃物の町「関市」の技術が生かされる。
マグネシウム製のスマートフォン用無電源スピーカーだ。使用方法は上部に空いた長方形の穴にスマートフォンを差し込み、音楽再生すると音が響く。振動吸収性が高いマグネシウムのおかげで高音質が実現。重さはわずか300g。水回りにも使用でき、アウトドアでも活躍する。
金属3Dプリンタで製造した「盃」。3Dプリンタが得意とする2重の中空構造となっており、外側表面には繊細な編み込みで構築し、内側表面にも細かな模様。オリジナルの模様やマークを入れることなども可能で、記念品やギフト用の購入でも人気が高まっている。二次加工はしていない。
スリット加工が施された2 枚を組み合わせるだけで基本の形は完成。後は数個のパーツを組み合わせれば、煮炊きもできる「焚き火台」に変身。「アウトドア初心者」の視点を大事にし、設計に注力。若手設計者を中心に、「誰でもできる」組み立てにこだわった。(2019年ギフトショー大賞受賞)
天板の先端の薄さはわずか2mm。しかし、それでも十分な強度を発揮。秘密は裏側の「ハニカム:六角形構造」。一枚のアルミの板材を削りだしで製造されており、自社技術が生かされている。アルミ製で軽いため、移動しやすさも魅力。チェアなども。
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