ソフトバンク・iRooBO、5GやIoTを活用し製造業の設備データ収集・連携ができる実証環境を大阪に構築

ソフトバンク・iRooBO、5GやIoTを活用し製造業の設備データ収集・連携ができる実証環境を大阪に構築

ソフトバンク株式会社と、一般社団法人i-RooBO Network Forum(以下、iRooBO)は、製造業のDX支援を目的に、5GやIoTを活用して生産設備などのデータ収集・連携ができる実証環境を、大阪市の複合商業施設アジア太平洋トレードセンター(ATC)内に構築した。

この実証環境では、iRooBOがATC内に設置している、デモンストレーション用の生産設備やPLC、協働ロボットを、ソフトバンクの5Gと閉域網でクラウドに接続してデータを伝送できるシステムを構築している。これにより、工場で一般的に設置されている設備や装置を使った、データの蓄積・可視化などの検証を行うことができる。

ソフトバンク・iRooBO、5GやIoTを活用し製造業の設備データ収集・連携ができる実証環境を大阪に構築

また、「SmartVPN」でクラウドと閉域接続しているデバイスであれば、どこからでもデータを確認することができるため、遠隔地からの運用を想定した検証も行うことができる。

今後、ソフトバンクとiRooBOは、データ収集・連携が可能なデモンストレーション用の設備や装置の種類を増やし、製造業のさまざまなユースケースに対応した実証実験ができる環境を整備する予定だ。また、ソフトバンクはこの実証環境を活用して、製造業向けのサービスの開発・検証を行っていく。

この実証環境を活用した実証実験の第1弾は、株式会社ブリッジ・ソリューションとスリーアップ・テクノロジーが「IoTシステムを活用した工場見える化ソリューションの導入可能性検証と課題抽出」の実証実験で、2021年11月29日~2022年2月28日に実施する予定だ。

IoTNEWS編集部

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。

カテゴリー スマートファクトリー タグ i-RooBO Network Forum、ソフトバンク(SoftBank)

DX実践ノウハウ解説

業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説業務改善のためのDX、5つの基本ステップDX人材の6つの役割と必要なスキルDXを加速する、アジャイル型組織とは攻めのDX、守りのDXDX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワークDX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)

DXトレンド解説

メタバース、VR・ARの基礎と活用事例ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選DXとは?本質をわかりやすく解説IT、IoTとICTとの違いスマートホームの基礎とトレンドVUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT国内・海外スマートシティDX事例10選都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?