サイバーリンク、FaceScan社の検温スクリーニング端末にAI顔認証エンジンFaceMe®を統合

サイバーリンク、FaceScan社の検温スクリーニング端末にAI顔認証エンジンFaceMe®を統合

FaceMe x FACESCAN

FaceScanの非接触検温スクリーニング端末には、チェックイン機能、体温測定機能、ライブ通知機能、そして業界最高クラスのFaceMe® AI顔認証エンジンによる個人認証機能を備えています。サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のようにコメントしています。「セキュリティや重要なデータの保護から、昨今の感染症状況に立ち向かうための非接触ソリューションまで、顔認証は私たちの日常生活を向上させるうえで大きな役割を果たしています。FaceMe® の正確性、柔軟性、および豊富な機能によって、FaceScanの検温スクリーニング端末にサーマルセンサーによる体温測定、マスク検出、マスクを着用した状態での正確な個人識別などのコア機能を提供することができ、顧客や従業員に大きな利便性をもたらすことに成功しました。」サイバーリンクのFaceMe® 顔認証エンジンは世界トップクラスの精度を誇っており、顔認証の精度に関する業界内で最も厳格な評価テスト NIST(アメリカ国立標準技術研究所)FRVT(顔認証ベンダーテスト)で99.7%の精度を記録しています。マスクを着用した状態でも、98.9%の精度で個人を識別することができます。FaceScan社のCEOであるTheo Flores氏は次のようにコメントしています。「数多くの顔認証を評価した結果、私たちは手ごろな価格、速度、精度などのポイントに優れたFaceMe® を選択しました。サイバーリンク社との提携とFaceMe® のFaceScan検温スクリーニング端末への統合によって、非常に競争力の高い製品を提供することができました。FaceMe® 顔認証エンジンを統合することによって、当社の検温スクリーニングソリューションは他に類を見ない強力なものとなりました。1秒未満で個人識別と体温の確認が可能となり、これは以前のシステムよりも速度が300%向上したことになります。」FaceMe® はエッジベースのAI顔認証を幅広いAI/IoTソリューションに統合するため、さまざまなハードウェアおよびソフトウェアの構成で実行できるよう最適化されています。FaceMe®は、システムインテグレーターに高速で柔軟かつ正確な顔認証SDKソリューションを提供します。HTTP、C#、およびC++をサポートしており、セキュリティ監視、アクセス制御、公共サービス、スマートリテール、住宅の防犯対策など、幅広い用途にFaceMe® を迅速かつ柔軟に導入することができます。 【FaceScanについて】カリフォルニアを拠点とするソフトウェアおよびハードウェアソリューションプロバイダーとして、2020年初頭からの感染症状況をきっかけに設立されたFaceScanは、感染症状況においてオフィスの安全性を確保するという差し迫ったニーズに対応するための、革新的なソリューションの開発に迅速に取り組んでまいりました。Androidベースの端末とウェブ管理システムに強い背景を持つ創設者により、FaceScan検温スクリーニング端末が開発されました。その後、FaceScanは毎日の健康状態を記録するmyselfpass.com管理ポータルをリリースいたしました。FaceScanのソリューションは現在、世界中の公的機関や民間企業などで広く使用されており、最初の数か月だけで100万件を超える検温スクリーニングを迅速に処理しています。この成功に続いて、FaceScanは戦略的パートナーシップを通じて、感染症対策以外にもさまざまなソリューションを提供できる体制を整えております。FaceScanについての詳細は、www.facescanusa.comをご覧ください。 【FaceMe® について】AI顔認証SDK「FaceMe®」とはディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe® は、高速な認識速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイムAI顔認識エンジンです。また、IoT用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応していることで、幅広いユーザーの要求に柔軟に対応できます。AI顔認証エンジンFaceMe®の特長■歩行中人物の顔を認証する「ウォークスルー認証」を実現本人識別率99.7%の認証精度だけでなく、認証速度0.2秒以下、認証角度左右60度、上下50度と認証速度、認証角度においても世界トップクラスの性能を誇ります。これにより歩行したまま認証する「ウォークスルー認証」が可能になります。■産業用デバイスやクラウドだけでなく、iPadなど市販のデバイスやIoTデバイスでも高速動作を実現FaceMe®は産業用PCやワークステーションなどの高性能デバイスだけでなく、マシンスペックが高いとはいえない市販のタブレットやスマートフォン、組み込み向けIoTデバイス等でも十分実用可能な性能を発揮するよう作られています。顔認証システムの導入に高額な専用端末を必要としません。FaceMe® の製品情報はこちら:https://jp.cyberlink.com/faceme/「2021年における顔認証の展望」、「エッジデバイスによる顔認証」など顔認証のさまざまなソリューションを紹介するマーケットインサイトはこちら:https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/articlesFaceMe® YouTube チャンネルはこちら:https://youtube.com/playlist?list=PLruWrgqKnEsFEhpaKWuIdU5T5DaZ6oPD8■サイバーリンク株式会社について1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔認証技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください: https://jp.cyberlink.com■本ニュースリリースについて本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。ここに記載されたすべての会社名と製品名は認識目的でのみ使用され、それぞれの所有者の財産です。Copyright 2021 CyberLink Corp. 無断複写・複製・転載を禁ず。※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
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